実際のリフォームは2024年に行いましたが、数年前から何度となく専門家の方に来ていただきリフォーム相談していました。実際に設計士さんとの打ち合わせに入った時期もありましたが、一人暮らしの母親問題もあって断念。全て白紙状態となっていました。
システムキッチンを入れ替えるだけなら同サイズのI型キッチンを同じ場所に入れ替えれば良いのですが、どうせ替えるのなら使いやすいように、また快適に暮らせるようにしたいですよね。
今の間取りの最大の問題点は調理をしている人がキッチンで孤立してしまうことでした。リビングでテレビ(プロジェクター画面)をつけていても見えないですし、音も聞こえにくい。また、空気も澱んで夏場は暑くて大変でした。そこでテーマはリビングを見渡せてそこにいる人と対話をしながらキッチンに立てる間取りにすることを目標としました。
しかし、コンパクトに設計建築された木造在来工法の我が家は構造を支える柱が中央にあり、間取り変更に融通性がなく、リフォームの設計には難渋しました。間取り図を見せて設計案まで作ってもらいましたがなかなか納得する間取りにいきつきませんでした。中には「その柱をとっても別の場所に補強柱を立てれば大丈夫ですよ。」などと提案されたこともありましたが、万一にも構造的に弱くなるのは避けたいし、何しろコストがかかりすぎます。やはり構造柱は触りたくないのでこれを残したままで行う設計にこだわりました。
その中で、設計のポイントはシステムキッチンをどこにどのように配置するか。収納をどうするか。床、窓、壁をどうするか。最後は照明を、コンセントをどうするか。



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